今日ネイルサロンへ行った際、ネイリストさんに先日行った国分寺北口にある人気イタリアンレストラン『Sirena』で素敵なサービスをされた事を話すと、それはお店の責任者だと思うと言われ、その日のサービスの数々が責任者だから出来た事と納得しました。
そして、彼女が以前勤めていたお店への通勤時『Sirena』の前を通ると、いつも彼の楽しそうな姿を見かけ、どういう家庭環境や成長過程を経ると彼の様な毎日ポジティブで幸せそうな人になれるのかと知りたいと言う話になったので、今回調べてみる事にしました。
人気レストラン『Sirena』の誕生秘話やオーナーシェフの事が知りたい方はぜひ最後までお付き合いください。
国分寺お店大賞の殿堂入りをしている『Sirena』
国分寺北口を徒歩5分くらいの路地を入ったところにある、緑が多いテラス席がある素敵なイタリアンレストラン『Sirena』(シレーナ)
国分寺で今と違う場所で開店し2016年4月15日に今の場所に移転され、2022年で国分寺で10年お店を営業されている、地域に愛されている人気店です。
国分寺市内の美味しいお店に贈られる『国分寺お店大賞』を連続受賞して殿堂入りをされています!
『Sirena』(シレーナ)はイタリア語で『人魚』、グアム島に伝わる人魚伝説の主人公で 母の言いつけに背いた結果人魚に変身した少女の名前です。オーナーシェフが人魚好きなのか店内にも人魚のオブジェやイラストがたくさん飾られています。
オーナーシェフは本当に人魚が好きなんだなと思った写真がこちら。
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こちらの写真も素敵ですね~!
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オーナーシェフ紹介
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古河サミエルさんのプロフィール
出身国:ガーナ
語学習得:日本語学校
シェフ経歴:青山のエスニック店、代官山の和食店の他にフレンチ、イタリアンと幅広い経歴
現在:『Sirena』(シレーナ)のオーナーシェフ
日本で数々のお店でシェフとして働き、最終的に「イタリアンをもっと極めたい!」と決断した彼の前には『日本人で無いから社員として雇えない』と言う大きな壁が立ちふさがったそうです。
確かに20年以上前は外国人が日本で働くのは大変だったでしょうね。当時の事を「さんたつ」の永見薫さんのインタビューで彼はこう語っています。
「今は日本でも外国人が多いから当たり前になった。けれど当時は、ガーナ人ってだけでダメだった。悔しかったですね」
確かに私もネイリストさんも彼の事を陽気でフレンドリーなイタリア人だと思ったくらいでしたし、彼がイタリア人だったら外国人でもイタリアンレストランなら社員として雇用したかもしれませんね。
『Sirena』の誕生秘話
日本のレストランの社員になれなかった事で、サミエルさんは日本で「自分がオーナーとして店を開くこと」を決断されたそうです。
その決断が『Sirena』(シレーナ)誕生となったのです。そんな決断をするくらい日本が好きでいてくれるなんて日本人としても嬉しいですよね~!
開業資金はどうしたのか?
さんたつのインタビューで彼はこう語っています。
「開店資金は自分で貯めていたお金でまかなった。お金を借りるのも外国人だと簡単には借りれないしね」
本当に日本人でも創業資金調達は大変ですが、外国人なら更に数十倍は大変だったでしょうね。
レストランの創業資金はお店の賃貸契約だけでなく、数か月分の仕入れ資金と固定費や従業員がいればその給与が必要となってきます。最初の数か月は当然売り上げは殆ど無いけど、料理は用意しなければならず、その仕入れを落とせば当然料理の質を落とすから客入りが伸びないので、最初は本当に大変なのです。
その資金を貯金して用意したとは、本当にサミエルさんのオーナーシェフとして開業するという情熱と努力には感動と尊敬しかないですよね~!
でもインタビューでもこう語っていますし、サミエルさんには勝算があったようですね。
「だって料理は自信があったんです。絶対に来る人に満足してもらえる、美味しくてコストパフォーマンスの良い料理をみんなに食べて欲しかった。ただそのためです」
実際『Sirena』(シレーナ)はコスパが良く美味しくてサービスも良いと口コミが広まっていて、今では『国分寺お店大賞』を連続受賞して殿堂入りされる程、地域に愛されているお店です。私自身も何度でも行きたいお店です。
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