競争の番人の原作とドラマの違い徹底検証~!ネタバレあらすじ紹介~!!

ドラマ

フジテレビ系で7月からの月9は前作に引き続き新川帆立さん原作の『競争の番人』杏さんと坂口健太郎さんのW主演が放送予定です~!

私は前作の『元彼の遺言状』のドラマが面白かったので、原作を読んだらすっかり新川帆立さんworldにハマってしまって『競争の番人』も一気に読破してしまいました~!

原作を読み終えたので…ドラマの方との比較をしてみようと思います。夏ドラマの内容が気になる方は一緒に確認してみましょう。

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『競争の番人』原作について

ブックライブ購入書籍の表紙より

作者:新川帆立さん

主人公:白熊楓(しろくま かえで)は父が警察官で幼いころから空手で体を鍛え警察官を目指し警察学校に入学したが、父が犯人逮捕の際打たれ負傷した事がきっかけで母親に警察官になる事を反対され、警察学校を中退し一般採用で公取委に就職する。物語冒頭で談合の聴取をした対象者が自殺し、その葬儀の中対象者の娘に「どうしてお父さんは死んだの?」と聞かれ…聴取後の自分の行動を思い返し自分を責め、娘さんに謝罪しか言えない事で更に自分を苛みつづける主人公が、真面目で人間らしいと感じました。

主人公のバディ役:小勝負勉(こしょうぶ つとむ)は16歳で公認会計士試験、20歳で司法試験に合格、東大法学部を首席で卒業し、TOEICやTOFLは満点で国家公務員試験も1位合格だった、スーパーエリートで留学先のハーバードロースクールも主席で卒業してダイロクに配属となった。

物語の舞台について

なんとなくですが小説(原作)の舞台は小説では北関東で主人公とその時の上司遠山が葬儀の帰りに乗っているは常磐線でだから…茨城県なのかなと推察しています。宇都宮地検と言うワードも出てきていますしね。

確かに東京都違って地方では地域の有力者が権力持っていれば、談合があってもおかしくありませんよね。小説ではその地方特有の抗えない権力の為、正義の証言をしたが家族を守る為に遺書を残し自殺した市役所職員の苦しい胸の内を感じる重苦しいスタートで、亡くなった聴取対象者の娘さんに「お父さんはズルをしたから調べられたの?」と聞かれてもら…本当の事が言えない苦しさを主人公は抱えて物語が始まります。

原作のあらすじ

主人公はこの葬儀の後、この件で上司の遠山が責任を負った事で後1歩の所でノンキャリのGoalだったのにと自分を責めていた。そして自分は異動となり新たな上司の元でエリートであるバディの小勝負と共にその権力者にい挑んでいく物語です。

具体的にはこの地方での結婚式の値段に関してのカルテル疑惑があり、2人は出張で調査を始めるのです。そして調査をしていくにつれこの地域での黒い疑惑が明らかになり、2人は危険な目にも合い絆も深まっていく。主人公楓には警察官で空手の先輩でもある婚約者がいて結婚式場を見に行く様な状況であったが浮気していた事が分かり…その上その相手に妊娠も発覚し別れる事となった。事件解決後に楓は九州に転勤が決まり…その送別会が小説の最終局面なのだが主人公が渡したバレンタインのチョコ(コンビニのチロルチョコ)のお返しに小勝負がホワイトデーでクッキー(リボン付きの小箱)を渡すところがエンディングなのです。なにやら物語の続きを感じさせられるラストですね。

原作を読んでの感想

公取委は名前は知っていても詳しく仕事は知らなかったし、主人公や登場人物が言っていたが公取委の取り締まりには拒否してもあまり罰則が実際行われないのだと言うセリフがあります。検察や警察に比べて弱小官庁と嘆く主人公の口惜しさが伝わってきました。何故法律で罰則が決められているのに実際に発動されないのだろうか…。真面目に生きている人が馬鹿を見ない世の中になって欲しいですよね。

『競争の番人』ドラマについて

番組公式Twitterより

フジテレビ系列2022年7月から放送開始予定の月9ドラマです。

主人公:白熊楓(しろくま かえで)は杏さんが演じます。

父が警察官なのは原作同様ですが、ドラマでは元警察官で事件で犯人を取り逃がした事で公取委ダイロクへ異動になったとの設定ですが、原作では警察学校中退で一般採用で公取委に入っています。少し調べたのですが、警察官から公取委に異動って実際にあるのでしょうか?まぁドラマはフィクションなので実際には無いのかもしれませんけどね。

主人公のバディ役:小勝負勉(こしょうぶ つとむ)は坂口健太郎さんが演じます。

原作小説同様に20歳で司法試験に合格。東大法学部を首席で卒業後、どの会社・官庁にでも就職できたのに、あえて公取委に就職したことで、まわりからは「もっといいところに入れたはずでは?」と度々疑問を投げかけられていますが、ドラマでは本人に公取委で働くことにこだわりがある設定で、「弱くても、戦わなきゃいけない」と使命感を燃やしてどこか狂気じみている部分は小勝負の過去に理由があるとの事。

ドラマのあらすじ

番組公式サイトより抜粋しました。

第一話あらすじ

刑事としてとある事件の犯人を追う白熊楓(杏)は、犯人を目前で取り逃がしてしまう。白熊は犯人を取り逃がしたことを問題視され、公正取引委員会への異動を命じられる。突然のことに動揺したまま、公正取引委員会・第六審査へと赴いた白熊。そこで、小勝負勉(坂口健太郎)ら、第六審査・通称“ダイロク”の面々と出会う。刑事から公正取引委員会という右も左も分からない場所へとやってきた白熊の教育係を任せられた小勝負だが、白熊に手取り足取り、公取委の仕事を教える気など一切ない様子。そんな中で、2人が調査することになったのは、複数のホテルで行われているウエディング費用のカルテル問題。調査の中で、自由奔放に行動する小勝負と、刑事と公取委での世間の認知度や扱いの違いに苦しむ白熊。そんな2人は、なぜか調査中に警察に追われる立場に?  性格や考え方など、なにもかもが正反対の小勝負と白熊が調査する中で、さまざまな問題が起き、それに振り回されるダイロクの面々は、カルテル問題の真相にたどり着くことができるのか!?

明らかに原作とは若干違った設定ですが、これは『元彼の遺言状』もそんな感じですよね。

実際小説は1冊なので数時間で読破出来る長さでもあるから…1クールのドラマにするにはエピソードが足らないのかもしれませんね。

原作には登場しないキャラクター小日向文世さんが公正取引委員会最大の敵「藤堂清正」を演じると発表があり、特に小勝負の過去にも影響ある人物の様なのでドラマが今から楽しみですよね~!

まとめと感想

推理小説も恋愛小説も好きでしたが、最近活字離れしていたので久しぶりにお金を出して購入した小説が新川帆立さんの『元彼の遺言状』でした。そしてドラマが決まる前に今回の『競争の番人』も購入してアッと言う間に読破しました。『元彼の遺言状』は私はドラマが先だったからネットでのドラマがつまらないと言う評価とは違って、ドラマが面白かったから原作を読んだので、ドラマと違う小説として楽しめたと言う感想でした。

と言う訳で、既にイントロダクションから原作と違っているので原作とは違った魅力のドラマを今から楽しみにしています~!

今回のキャスティングで一番私の心をつかんだのが主人公が異動した後の上長になる「桃園千代子」役が小池栄子さんだと知った事です~!!

原作で「桃園千代子」さんについての描写が

桃園は良くも悪くも女くさい女で、甘ったるく語尾を伸ばしてしゃべる。胸元を強調するラップワンピースを着て、しゃなりしゃなりと近づいてくるのだ。四十をすぎているはずだが、二十代のころとっ比べても見た目は変わらないという。

だったので、ピッタリって思いました~!!個人的には小池栄子さん結構好きで、以前深田恭子さん主演の『TOKYOエアポート〜東京空港管制保安部』のスピンオフドラマ編での演技も最高でした~!

バラエティ番組での活躍も多いですが、私自身は女優としての小池栄子さんも大好きです。なので今回も活躍が楽しみです。

今回のドラマでは第六審査長「本庄聡子」役で寺島しのぶさんもご出演されるし…他にも黒い噂役の国土交通省事務次官「藤堂清正」役の小日向文世さんや、加藤清史郎さん、大倉孝二さんなどの名わき役も登場するのでドラマ自体の見せ場も楽しみですよね~!

皆さんも7月のドラマ放送を楽しみにしましょう!

今夜も最後までお付き合いありがとうございました。

 

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